ブログ赤坂店

2019.12.30

里芋/からとり芋の特徴と食べ方について

からとり芋とは、庄内地方に古くから伝わる里芋の一種です。からとり芋の一番の特徴と言えば、葉や茎の部分まで食べることができるという点ではないでしょうか。また、里芋の一種でありながら、ぬめりがなく煮崩れしにくいのも、からとり芋の特徴です。

本日は、里芋の一種である「からとり芋」についてお話させていただきたいと思います。

からとり芋とは

からとり芋
冒頭でもご紹介したように、からとり芋とは庄内地方に古くから伝わる里芋の仲間です。芋だけなく、葉や茎の部分まで食べることができるめずらしい里芋で、濃厚でねっとりとした、まろやかな味わいが特徴的です。

からとり芋には青系、赤系ノ2種類があり、これらの肉質はほとんど同じですが、葉柄は青系の方がしっかりしており、赤系の方が柔らかいものです。

また、からとり芋の栽培方法には普通畑と水田での2種類の栽培方法がありますが、からとり芋は乾燥に弱いため、水田の方が管理しやすいと言われています。

茎の部分は「ずいき」と呼ばれ、えぐみが少なくあっさりとし味わいで、シャリシャリとした歯触りをしています。あえ物や酢漬けなどに用いられることが多く、自然乾燥させた「干し茎」は古くからお正月に欠かせない食材として親しまれてきました。

からとり芋の食べ方

からとり芋
芋の部分は、一般的な里芋のように、煮物やおでんなどによく用いられます。ぬめりがないため煮崩れしにくく、調理しやすいという点も、魅力の一つです。

からとり芋の茎は、夏に旬を迎えます。芋の部分とは反対に、あっさりと淡泊な味わいが特徴の茎は、アクがあるので、調理の際はアク抜きすることが必要です。アク抜きをする際は、茹ですぎないように注意して煮たら、冷水に10分程度浸せばOKです。美しい薄緑色が特徴なので、その色を生かせるお浸しや胡麻和えなどにするのがおすすめです。

今回は、里芋の一種である「からとり芋」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?煮崩れしにくいからとり芋は、みそ汁や煮物などにも最適ですので、ぜひみなさまも味わってみてはいかがでしょうか?

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。

ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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