ブログ西麻布店
スイカやキュウリなど瓜科の野菜
夏も終わりと申しながらまだまだ暑い日がつづいております。熱中症にはまだまだお気を付けください。
さて本日は、瓜科の野菜についてお話させていただきたいと思います。瓜科の野菜には様々なものがありますが、代表的なものを挙げますとキュウリ、スイカなどが良く知られています。それぞれの特徴などについてもご紹介していきます。
瓜科の野菜の特徴
瓜科の野菜の特徴としてあげられることはまず、ほとんどの種類が巻きひげを持っているツル性の植物という事です。多くの種類は熱帯で栽培されています。また、人類が栽培した最も古いものもウリ科の野菜と言われているそうです。代表的なものをあげていきますと、スイカ、キュウリ、カボチャ、ズッキーニ、ヘチマ、ヒョウタン、夕顔、冬瓜、ゴーヤー、メロンなどが挙げられます。これらの種類は古くから栽培され、消費されてきました。
また、生薬として使用されてきたものはラカンカ、キカラスウリなどが挙げられます。
スイカの特徴
スイカは説明するまでもないかもしれませんがとても日本人にとって馴染みの深い食べ物ですよね。夏と言えばスイカと言うイメージを持つ方も多いかと思います。外観は緑色をした球体や楕円形のものに黒い縞模様が入っています。スイカはメロンのように皮は甘くなることはありません。赤い部分を食べます。
そもそも今の縦じまが入っている品種が流通しだしたのは昭和初期と言われています。それ以前は黒っぽい色をした鉄兜と呼ばれていたものが流通していたそうです。果肉の色は赤やオレンジ、黄色などをしています。糖度が11℃から13度ほど。水分は90パーセント以上だそうです。
キュウリの特徴
こちらもお馴染みの野菜ですね。夏場には生のまま味噌やマヨネーズを付けて良く食べられます。お酒のつまみにも良く出されていますよね。
その他にも、サラダや寿司、漬物などにして食べられています。日本で加熱されることは少ないですが世界では加熱して料理されることもあるそうですね。トルコやスペインではスープにして食べられているそうです。
キュウリにおいても水分量が90パーセント以上を占めています。栄養素はビタミンC、カロチン、カリウムなどが多く含まれています。しかし、水分が多い為栄養価は低めです。
ヘチマの特徴
ヘチマは成熟する前の若い身は独特の風味があります。しかし、固い皮をむき、加熱することで甘みがある液体が出てきます。煮物や汁物にされることもあります。台湾では小籠包にして食べられることもあるようですね。
日本では主に九州や沖縄など比較的暖かい地方で食べられることが多いようです。シチューやカレーなどにも入れて食べるそうです。その他にもみそ汁や煮物、焼き物に空いて食べられることもあるそうです。
メロンの特徴
メロンは贈答品などに使われることがあるほど高級なものです。果物の王様とも呼ばれることもあるようです。日本には明治時代にヨーロッパより伝来し、その後で技術の進歩とともに温室栽培が盛んになっていきました。
メロンの旬は4月から9月と言われています。特に出荷量が多くなる6月は年間出荷量の25パーセントを占めると言われています。産地として有名の場所はやはり北海道か熊本、茨城あたりではないでしょうか。非常に上質なメロンを栽培しています。
今回は瓜科の野菜についてお話させていただきました。ご理解を深めていただけましたら幸いです。
当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。