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七夕祭りについて

七夕祭りの時期には、願い事を書いた短冊を笹の葉に結び付けたり、夜空を見上げて天の川を探したりと、ご家庭などでも楽しまれる方が多いかと思います。そして、その地域ごとに行われる七夕祭りも欠かせないイベントですよね。

さて、本日は七夕祭りについてお話させていただきたいと思います。

七夕とは

七夕祭り

七夕とは、中国や日本、韓国、ベトナムなどのアジアの地域における節日の一つで、五節句の一つでもあります。
旧暦だと7月7日の夜のことで、日本ではお盆との関連がある年中行事でしたが、明治以降になるとお盆が新暦月遅れの8月15日前後を主に行われるようになったことによって、お盆との関連性が薄れたのだそうです。

日本の七夕祭りは、新暦の7月7日や月遅れの8月7日、または、それらの日の前後に開催されていることが多いようです。
ほとんどの神事は、7月7日午前1時頃である「夜明けの晩」に行うことが一般的で、7月6日の夜から7月7日の早朝の間に七夕祭りも行われます。午前1時頃は、天頂付近に主要な星がキラキラと輝き、天の川や牽牛星、織女星の三つが最も見頃になる時間帯でもあるのです。

七夕祭りと言えば、短冊に願い事を書き葉竹に飾ることも多く行われていますよね。
短冊を笹に飾る風習は、江戸時代に夏越の大祓に設置される茅の輪の両脇の笹竹にちなんで始まったもので、日本以外のアジアの国々では見られません。

七夕まつり

七夕祭り
江戸時代中期の頃には、すでに江戸で七夕祭りが行われており、江戸時代の末期になりと、大坂でも盛んに行われていたようです。
1687年刊行の藤田理兵衛の『江戸鹿子』には、「七夕祭、江戸中子供、短冊七夕ニ奉ル」とあります。その他にも、喜多川守貞の『守貞謾稿』にも、「七月七日、今夜を七夕という、今世、大坂ニテハ、…太鼓など打ちて終日遊ぶこと也。江戸ニテハ、…青竹ニ短冊色紙ヲ付ケ、高ク屋上ニ建ルコト。」とあるのです。

現在のような神輿や山車が登場する祭りと異なり、その当時の祭りでは、前日までに笹飾りなどといった七夕飾りの設置を終えれば、当日は人的な駆り出しはほとんどなく、商店前の通行規制も少なかったため、商店街の機能を低下させることなく買物客を集めることができていたそうです。このように、お祭りは商店街との親和性が高く、商業イベントとして東日本を中心に日本各地で今日のように開催されてきたのです。
祭りは、昼間のイベントと夕方から夜にかけての花火という組み合わせが多く、伝統的・神事としての七夕の風習に頓着しないで行われている事が多いのだそうです。

ちなみに、青森の有名なお祭りである「ねぶた」」、秋田の「竿燈」などの「眠り流し行事」も、元々は七夕祭りが原型なのだそうです。
有名な七夕祭りとしては、「仙台七夕まつり」や、「湘南ひらつか七夕まつり」などが挙げられます。
花火大会など行われたりと、夏を一層楽しめること間違いありませんので、みなさまも是非一度、足を運んでみてはいかがでしょか。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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