ブログ赤坂店

2017.8.18

ほおずき市にお出かけされてはいかがでしょうか

ほおずきと言えば、鮮やかな橙色が印象的ですよね。ほおずきは、古くから人々に親しまれていたそうで、開花の時期になると日本全国各地で「ほおずき市」が開催されます。

さて、本日は、ほおずきについてお話させていただきたいと思います。

ほおずきとは

ほおずき
ほおずきとは、6月~7月頃になると淡い黄色の花を咲かせる植物で、草丈は60cm~80cmほどになります。原産地は東南アジアなのですが、その近縁種は南欧やアメリカ大陸などといった温帯に自生しているのだそうです。
ほおずきは、主に観賞用や食用として栽培されていますが、中には野生のものもあります。

日本では、開花時期である7月くらいになると、各地で「ほおずき市」が開催されますよね。
その中でも、7月初旬に行われる東京浅草寺のほおずき市は、江戸時代から続いているもので、なんと60万人もの人が訪れる有名なものなのです。

ほおずきじは、花が咲いた後に六角状がくの部分が発達して果実を包む袋状となります。そして、さらに果実が熟すと、鮮やかなオレンジ色になるのです。ほおずきと言えば、食用や薬用としても知られていますが、腹痛が起きる場合があるため、妊娠中の女性は特に要注意です。
観賞用とされるほおずきは、鉢植えやドライフラワーなどに用いられることも多く、愛好家も多いのです。
また、果実はほおずき人形や口で音を鳴らして遊ぶなど、子供の遊びにも用いられていたのだそうです。

「ほおずき」と言う名前は、実が赤くふっくらした様子から頬を連想されたことが由来だとされています。しかし、ほおずきの名前の由来はもう一つあり、果実を鳴らして遊ぶ子どもたちの様子から「頬突き」という意味によるものだとも言われているのだそうです。

日本におけるお盆では、ガクに包まれたホオズキの果実を死者の霊を導く提灯に見立て、枝付きで盆棚に飾ります。

ほおずきの毒性と薬効

ほおずき

ほおずきの地下茎や根は、酸漿根(さんしょうこん)という生薬名を持っています。
ナス科植物に見られるように、微量のアルカロイドが含まれているのだそうです。
特に、酸漿根の部分には子宮を緊縮する作用があるヒストニンという成分が含まれているため、妊娠中の女性が服用した場合には、流産の恐れがありますので、くれぐれも注意が必要です。

実はほおずきは、平安時代の頃から鎮静剤として利用されていて、江戸時代には堕胎剤としても利用されていたとされています。現在でも、咳や痰、解熱、冷え性などに効果があるとして、ほおずきの全草を干して煎じて飲む風習がある地方があるのだそうです。

 

見た目も可愛らしく美しいほおずきは、暑さで夏バテてしまいそうな今の時期に、少しの安らぎを与えてくれそうですよね。
あの真っ赤に色づいた印象的なほおずきの姿がお好きな方は少なくないはずです。
是非、みなさまにもご覧になっていただきたいものです。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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