ブログ西麻布店
無花果田楽
本日は我々和食に料理人に馴染みの深い無花果の田楽についてお話いたします。
無花果といえばデザートとして召し上がることが多いかと思いますが、さっと焼いてから熱々の味噌を塗って食べる田楽もまた美味です。
栄養価の高い無花果
実はこの無花果、非常に栄養価が高い食材でして、ビタミンCやB群、食物繊維はもちろんむくみ改善や高血圧予防にも効き、胃の負担も軽減してくれる作用もあるのです。
無花果田楽の作り方
では無花果の田楽の作り方を説明致しますと、
まず田楽味噌を用意します。
基本的には赤味噌ベースの物を使用しますが、色々な味の味噌にかえても楽しめます。
赤味噌ベースの味噌は、ベースとなる赤味噌に砂糖、酒、味醂、白胡麻のペースト等を加え、ふつふつと沸騰させ、焦げない様に20分程練りあげます。
田楽味噌ができましたら、オーブンを200℃くらいに温めます。
この中に縦に半分に切った無花果(皮はついていても大丈夫です)を入れ、3~5分程焼きます。皮を剥く際はできる限り薄く剥いて下さい。
焼きすぎてしまうと無花果がぐずぐずになってしまうので、少し固めで止めることをお勧めします。
無花果が焼けましたら、田楽味噌を身の部分に適量つけ、好みで芥子の実などをふり完成です。
味噌さえあればとっても簡単に素早く作れる一品になっております。
無花果の旬は夏果から数えると6月~10月ととても長くなっております。
簡単に食べれ、栄養価も高いこの無花果、この機会に是非色々な食べ方に挑戦していただければと思います。
もちろん我々瓢喜でも、無花果を使用する予定でございます。
その際は是非とも一度、ご賞味下さいませ。
皆さまのご来店、心よりお待ち申しております。
瓢喜 西麻布店 大宅 康平