ブログ八重洲店

2019.3.6

サワラについて

日本では古くから親しまれてきたサワラには、栄養素が豊富な上にうまみ成分も多く含まれています。ほぼ年間を通して漁獲されるため、食卓に登場する機会も多いのではないでしょうか?

本日は、サワラについてお話させていただきます。

サワラについて

サワラ
サワラはサバ科の魚で、産卵後の夏場の時期を除いてほぼ一年中美味しいとされている魚です。体長は大きいものだと1mと大きく、ほっそりとした姿が特徴とされています。「魚へん」に「春」と書くサワラは、文字通り春が旬の魚だと思われがちですが、関東では冬のサワラが好まれ、関西では春先から初夏にかけての時期に捕れるサワラが好まれています。このように、地域によって旬だとされている時期が異なる魚はめずらしいですよね。
サワラは、5月~6月になると産卵のため瀬戸内海へ押し寄せます。このことから、「春」という字が名前に使われ、春の季語にもなっているのです。

ちなみに、サワラの「サ」は狭いという意味を持ち、「ワラ」は腹という意味だそうで、サワラと呼ばれるようになった由来はその姿形にあります。

サワラが多く漁獲されるのは、福井県が1番で、石川県、京都府と続き、北陸から山陰にかけての海で捕られています。古くから日本人に親しまれているサワラですが、近年では漁獲量が減少しているため、中国や韓国などからの輸入も増えています

食材としてのサワラ

サワラ
多くの方がサワラを美味しいと感じる理由は、サワラに含まれているイノシン酸やカルノシン、カルニチンなどといったうまみ成分にあります。また、EPAやDHAなどの栄養素も豊富で、DHAに関してはサンマよりも多いとされているのです。

他にも、ビタミン類やカリウムなども豊富に含まれているため、口内炎や口角炎の予防、改善や肌荒れにも効果があるとされています。

冬のサワラを好む関東では、塩焼きや西京漬けにして食されることが多いのですが、春から初夏にかけてのサワラを好む関西では塩焼きなどはもちろん、寿司や刺身、押し寿司、かぶら蒸しなどと、さまざまな料理で楽しまれています。
うまみ成分たっぷりで、栄養素も豊富なサワラは、ほぼ年間を通して手に入れることができる魚ですので、ご家庭でも使用する機会が多いかもしれませんね。
今回は、マイルドな味付けで魚が苦手なお子様などでも食べやすい「サワラの味噌マヨ焼き」をご紹介したいと思います。

まず、下味をつけて臭みをとるために、サワラに塩を少々ふって約10分ほど置きます。
水分を軽く拭き取ったら、グリルで10分程度焼きましょう。
マヨネーズ(大さじ2)と味噌(大さじ1)、砂糖(小さじ1)を混ぜ合わせたものをサワラに表面に塗り、焼き色がつくまでさらにグリルで焼きましょう。

使用する調味料の分量は、お好みに合わせても大丈夫です。お子様が召し上がる場合は、マヨネーズを多めにすると食べやすくなると思います。

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。
是非一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。

皆様のご来店心よりお待ちしております。

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