ブログ西麻布店

2018.9.12

冬瓜について

向暑の候、皆様におかれましてはますますご活躍のこととお慶び申し上げます。本日は、冬瓜についてお話させていただきたいと思います。冬瓜とは何やら聞きなれない方も多いかと思います。冬瓜は大きな瓜のようなものです。この冬瓜はを持っています。ぜひ皆様に召し上がっていただきたい食材の一つになります。それでは、冬瓜の特徴などについてお話させていただきたいと思います。

 

冬瓜とは

 

冬瓜

 

冬瓜の原産国はインドです。その他には東南アジアが多く収穫期は7月から9月に集中しています。冬瓜の実は80センチ程度になります。読み方はとうがんといい冬の瓜と言えば冬瓜を指すことがほとんどです。完熟した冬瓜は約半年間その品質を保つと言われています。国内での栽培の歴史は古く平安時代の本草和名に記載がありますが、同時代に外国から伝来したかについては明らかにはなっていません。購入する際の鮮度の見極め方は、重量感のあるものが良いとされています。また、切り売りで売られている際には表面がみずみずしいもの、果肉に種子がふんだんに詰まっているものは良品とされています。切り口を入れてないものは長期保存が可能ですが、切り口を入れるとその部分から痛み出してしまうため早めにお召し上がりになることをお勧めいたします。

 

冬瓜の栄養

 

冬瓜料理

 

冬瓜の栄養でまずご紹介したいのが豊富なカリウムです。カリウムと言う成分には体内の塩分バランスを適切に維持してくれる働きを持っています。これは体内の余分なナトリウムを排出してくれる効果があるからです。さらに、利尿作用により浮腫の予防にもつながります。また血圧の上昇を抑えてくれる働きも持っているので高血圧のことにもオススメの食材です。

そして、ビタミンCも多く含まれています。ビタミンCはメラニンの生成を抑えてくれる効果があります。これにより、しみやそばかすが出来るのを防いでくれます。また、美肌やアンチエイジングの効果が期待できるコラーゲンの生成を助ける働きがあります。コラーゲンは体内で作ることのできない成分ですので非常に貴重な成分といえます。ですから、アンチエイジングに努めている方にはぜひ摂取していただきたいと思います。

冬瓜は90%以上が水分でできている野菜です。ですから、非常にダイエットに有効といえます。生の絞り汁を飲むことで食あたりや喉の渇き、暑気あたりなどに効果的です。また趣旨を煎じたものはめまいをした際に有効的です。

 

冬瓜の栽培

 

4月の上旬から中旬に冬瓜の種を撒きます。種を一昼夜水に漬けておくことで発芽率を良くすることができるそうです。3~4粒ほどの種をポットにまき、3センチ程度土をかぶせます。

発芽に適した温度は25度から30度と言われています。ですから、ビニールトンネルやキャップをかけることで発芽しやすくなります。間引きや鉢替えなどをして育てていきます。

 

植え付け

植え付ける場所は、日当たりの良い場所を選びましょう。あらかじめ石灰と堆肥を混ぜて耕しておきます。そして3センチほどの畝を作ります。苗が4枚から5枚くらいになったころ80センチから1メートルほどの間隔をあけて植え付けをします。

浅く植えるのがコツです。冬瓜は高温を好みますから、ビニールなどで覆ってあげると発芽効率も良くなり生育状況が早くなると思います。

 

摘芯

冬瓜は小づるに花をつけるため、親づるを摘芯することで子づるを伸ばしていきます。小づるの成長状況の良いものを4本残します。この時、第一雄花を残すと生育が悪くなるので第二雄花から残していくことが重要です。

 

水やり

乾燥が苦手な冬瓜ですからこまめに水やり絵押します。粉をふいた様になるといよいよ収穫できます。

 

ぜひ、挑戦してみてくださいね。

 

当店では、すき焼き、しゃぶしゃぶをはじめ、様々な旬の食材を使った料理をご用意しております。ぜひ一度当店自慢の料理をお召しあがりになってみてはいかがでしょうか。皆様のご来店心よりお待ちしております。

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